「手放した方がいい」と言われても、叶えたい願いまで諦めるようでできない。そんなふうに感じることはありませんか。
でも、僕は手放すことと願いを諦めることは同じではないと思っています。願いを持ち続けることと、方法や時期、相手の反応まで自分の思った通りに決めようとすることは分けて考える必要があります。
願いと、相手や結果への期待を分ける
例えば、「家族と落ち着いて話したい」という願いがあるとします。これは、自分が大切にしたい関係への願いですよね。でも、その願いと一緒に「今日必ず相手から謝ってほしい」「相手が自分の思った通りに変わってほしい」という期待まで持っている場合があります。
自分は家族と話したいと思っていても、相手が応じるかどうかは自分では決められません。話す時間や方法は、お互いに相談して決めていくものです。
だからといって、自分が我慢し続ければいいという話ではありません。例えば、落ち着いて話せる時間を提案する。今は難しそうなら少し時間を置く。自分が伝えたいことを整理してから話す。
その上で、お互いの意思と自分の安全を守りながら、安心して話せない状況であれば無理に話し合いを進めず、第三者に相談することも選択肢になります。
方法や時期を固定しすぎていないかを見る
手放しという言葉を聞くと、「執着しているから叶わない」「手放せば叶う」と考えてしまうことがあります。でも、僕は手放しを願い実現のための決まった法則として考えているわけではありません。僕は、自分が何を大切にしたいのかを確認するための見方の一つだと考えています。
例えば、決めた方法にこだわることで苦しくなっていないか、一度考えてみることもできます。その方法が今の自分の状況に合っているのか、別の選択肢があるのかを考える余地はあります。願いを持ったまま、方法を変えることもできます。
今の自分が選べることを確認する
手放せない時に考えたいのは、「何を諦めるか」ではなく、「自分が何を望んでいるのか」です。
叶えたいことは何なのか。そのために、方法や時期、相手の反応まで決めようとしていないか。そして、今日の自分が選べる行動は何なのか。
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