聞き役に徹した方がいい?話しすぎたと感じる時、会話の順番をどう戻すか

友人と楽しく話した帰りに、「今日、自分ばかり話してたかも」と急に気になることがあります。

自己啓発の本などで「好かれる人は聞き上手」「自分が話すより相手に話してもらう」と読んでいると、たくさん話しただけで失敗したように感じることもあります。

こんにちは、タカヤです。

この記事で扱うのは、成人の友人同士がする私的な雑談です。相談業務、面談、接客など、もともと聞き手・話し手の役割や目的が決まっている会話は別に考えます。

僕なら、会話のあとで発言量を測るより、会話が続いているその場で、相手が話せる順番を戻せるかを見ます。

自分が長く話したことだけで、相手が嫌だったとは決められません。反対に、相手が笑っていた、うなずいていたというだけで「もっと聞きたかったんだ」と満足まで確定することもできません。

説明用の架空例:休日に趣味の話をしている友人2人

ここからは説明用の架空例です。タカヤ本人や実在する友人との会話ではありません。

成人の友人AさんとBさんが、休日にカフェで趣味の話をしているとします。Aさんは最近始めた写真撮影について楽しくなり、撮りに行った場所や失敗した写真、次に試してみたいことまで続けて話していました。

Bさんは途中で笑ったり、相槌を打ったりしています。ただ、その反応だけでは「もっとAさんの話を聞きたい」のか、「そろそろ自分も話したい」のかまでは分かりません。

自分の話が一区切りしたら、相手へ入口を渡す

Aさんが写真の話をひとつ話し終えたとします。ここで、そのまま次の自分の話へ移る前に、Bさんが話せる入口を一度返せます。

A「そんな感じで、昨日は結局あんまりうまく撮れなかったんだよね。Bは最近、休みの日何してる?」

Bさんが少し前に映画の話を出していたなら、そちらへ戻すこともできます。

A「そういえば、さっき映画観たって言ってたよね。どんなのだった?」

ここでしているのは、発言時間を同じにそろえることではありません。自分の話が一区切りした時に、相手も話せる場所を作っています。

「一回渡したから今日はもう終わり」という回数ルールでもありません。会話が続く中で、また自分の話が長くなったと感じた時や、相手が話したそうな話題が出た時には、改めて入口を返せます。

相手の話に自分の経験を重ねたら、続きを戻す

今度はBさんが映画の話を始めたとします。

B「この前観た映画がさ、最初はあんまり期待してなかったんだけど……」

そこでAさんが思わず、自分の体験へつなげました。

A「あ、それ分かる。僕もこの前観たやつが最初微妙だと思ってたのに、後半めっちゃ良くてさ……」

話している途中で「Bさんの続きを取ってしまった」と気づいたなら、相手の話へ戻すことができます。

A「ごめん、僕の話になってた。さっきの映画、最初は期待してなかったってところの続き聞きたい。」

どこまで話していたか覚えていなければ、内容を推測して補わず、

A「途中で僕の話にしちゃったね。よかったら、さっきの続き聞かせて。」

のように戻せます。

短く戻せば必ず相手が気にしなくなる、という保証ではありません。実際の関係や遮り方によっては、もう少し言葉を添えたい場合もあります。ここでのポイントは、共通点を証明するために自分の話を続けるのではなく、相手が話していた続きをもう一度選べる状態にすることです。

相手が「今日は聞きたい」と言ったら、無理に話させない

Aさんが話題を渡した時に、Bさんが自分の話を始めるとは限りません。

A「Bは最近どう?」

B「今日は特に話すことないかな。写真の話おもしろいから、もうちょっと聞きたい。」

この場合、Aさんが「僕ばかり話してるから何か話してよ」と発言を求め続けなくても構いません。

A「そっか。じゃあ、もうちょっと話すね。」

と、その時の希望として受け取れます。

これは、次に会った時もずっとBさんが聞き役でいたい、という意味ではありません。その日のその場では「聞きたい」と本人が言っているので、発言量を均等にするためだけに別の質問を重ねない、という扱いです。

帰宅後は、話した割合より具体的な行き違いを見る

会話が終わったあと、「今日は自分の方がかなり話したな」と思うことはあります。

でも、その量だけを理由に、毎回「私ばっかり話してたよね」「嫌じゃなかった?」と長い確認を入れる必要はありません。一方で、相手が話している途中に何度も割り込んだ、相手の発言を取り違えた、という具体的な行き違いに気づいたなら、その部分だけ短く触れる選択はあります。

「さっき映画の話してた時、途中で自分の話にしちゃったね。ごめん。」

こうした短い一言だけで必ず解決するとも限りません。必要な言葉は実際の出来事や関係に合わせます。ただ、「自分が何割話したか」という心配と、「実際に相手の話を遮った」という具体的な出来事は分けて考えられます。

次の雑談では、比率より一度話題を渡してみる

友人との雑談では、いつも同じ人が同じ量を話すわけではありません。ある日は自分の話が多く、別の日は相手の話を長く聞くこともあります。

だから、毎回「聞き役になれているか」を手順としてチェックするより、自分の話が一区切りした時に相手へ入口を渡す。相手の話へ自分の経験を重ねすぎたと気づいたら、続きを戻す。相手が今日は聞きたいと言えば、その場では無理に話させない。

次の雑談で一つだけ意識するなら、自分の話が一区切りした時に、次の自分の話へ移る前に相手も話せる入口を作るところから試せます。

これで好かれることや、関係が良くなることを保証するものではありません。ただ、帰宅後に発言比率を採点する代わりに、会話が続いているその場で順番を調整する具体的な選択はできます。

引き寄せや潜在意識について、ほかの場面でも今の状況に合わせて整理した記事は、MINDの記事一覧から確認できます。

今の自分の状況も整理したい方へ

今回の会話の順番とは別に、「今より何を良くしたいのか」「どこに引っかかっているのか」「まず何ならできそうなのか」を整理したい方には、無料の5つの選択式質問があります。

聞き上手かどうかや、友人からの好感度を診断するものではありません。今の自分の状況を整理するための任意の入口です。

↓【無料】5つの質問に答えてみる

コメント