引き寄せや開運について調べていると、「手放すと新しいものが入る」「不要なものを捨てる」といった話を目にすることがあります。
そこで迷うのが、まだ好きな物や残したい物まで処分した方がいいのか、ということです。すでに何かを捨てたのに期待していた変化がなければ、「まだ足りないのかな」と、さらに減らしたくなることもあります。
こんにちは、タカヤです。
元の教えでいう「手放す」が、本当に所有物を捨てる意味なのか分からないなら、そこはこちらで補いません。もし実際に処分を勧める説明だったとしても、物を捨てることと願いが叶うことの因果を、この記事で事実として扱うわけではありません。
僕なら、取り消しにくい処分へ進む前に、今の暮らしで変えたい不便を一つだけ決めて、まず戻せる変更で確かめます。
説明用の架空例:机に創作用の紙を広げたい
ここからは説明用の架空例です。タカヤ本人や実在するお客様の体験ではありません。
ある人が、自分の机で創作作業をしたいと思っているとします。机の上には本人所有の飾りや雑貨があり、どれも嫌いではありません。ただ、紙を広げようとすると場所が足りず、毎回いくつかの物を動かさないと作業を始められません。
今回扱うのは、本人が自分で移動を決められる普通の雑貨だけです。薬、重要書類や証拠として残す必要があるもの、他人の所有物、安全・衛生上の判断が必要なもの、価値の確認が必要なものは、この例の対象にしません。
今回は「紙を広げて作業できたら、そこで終える」
この人が変えたいのは、物の数そのものではありません。具体的には、机に紙を広げようとするたびに、物を動かさないと作業を始められないことです。
そこで今回は、「机に紙を広げて、そのまま作業を始められるか」を確かめます。できたら、その時点で今回は終わりです。「もっと運を良くするために、次は何を捨てよう」と自動的に処分を続ける前提にはしません。
処分せず、自分の棚へ一時的に移してみる
机上の飾りは本人が気に入っているため、まずは捨てずに移動します。自分の棚に空いている場所があり、そこへ置いても家族の通路やほかの人の収納を邪魔しないことを確認したうえで、一時的に移します。
これは「この飾りは残すべき」と最終決定したわけでも、「捨てない方が正しい」と決めたわけでもありません。処分する前に、机上から移動するだけで今回の不便が変わるのかを試しています。
移動したら、実際に創作用の紙を机へ広げてみます。ここから先は、同じ架空例で考えられる二つの別の展開です。
別展開A:紙を広げて作業できた場合
飾りを棚へ移したことで、紙を広げてそのまま作業を始められたとします。
この場合、今回確認したかった不便については、処分せず配置を変えるだけでも対応できました。そこで今回は一度終えて、飾りを棚に置いたままにするか、また机へ戻したいかを本人が決めます。
ただし、机へ飾りを戻せば、紙を広げにくいという元の不便も戻る可能性があります。「飾りを机で見たいこと」と「作業スペースを広く使いたいこと」の両方があるなら、どちらを優先するか、使う時だけ移動するかなどを選ぶことになります。
その使い分けが必ず快適な解決になるという保証もありません。ここで分かったのは、今回の机上の不便が、処分せず一時移動した時にはどう変わったかということまでです。
別展開B:移動しても作業しにくかった場合
反対に、同じ架空例で、飾りを棚へ移しても紙を十分に広げられなかったとします。
その場合は、「まだ物を捨て足りない」と決めて、別の場所の物まで減らしていくのではなく、今回の不便に関係する条件をもう一度見ます。机そのものの使い方なのか、別の道具が場所を取っているのか、そもそも作業場所として使いにくいのかは、まだ分かりません。
一度の移動で原因まで確定するわけではありませんが、「願いが叶っていないから、さらに捨てる」という理由だけで処分量を増やす必要はありません。
不要と判断して処分することとは分けて考える
もちろん、自分で「これはもう使わない」「残しておきたいとは思わない」と判断した物を処分する選択はあります。今回の記事は、物を捨てないことを唯一の正解にする話ではありません。
ただ、「自分にとって不要だから処分する」という判断と、「願いを叶えるために、あと何個捨てれば十分か」を確かめることは分けます。残すことを執着の証拠にしたり、捨てた量を本気度の証拠にしたりする必要もありません。
処分する前に、一つだけ変えたい不便を決める
「もっと手放した方がいいのかな」と迷った時は、捨てる物を探す前に、その場所で何ができるようになりたいのかを一つだけ具体的にしてみてください。
今回の架空例なら、「机に創作用の紙を広げて作業を始めたい」でした。そのために、まず本人所有の飾りを、自分の棚へ一時的に移して確かめました。
紙を広げて作業できたら、今回はそこで終える。できなければ、処分量を増やす前に別の条件を確認する。取り消しにくい処分へ進む前に、ここまでなら戻せる形で試せます。
今の自分の状況も整理したい方へ
今回の片付けや処分とは別に、「今より何を良くしたいのか」「どこに引っかかっているのか」「まず何ならできそうなのか」を整理したい方には、無料の5つの選択式質問があります。
捨てるべき物を判定したり、開運度や執着の状態を診断したりするものではありません。今の自分の状況を整理するための別の入口です。

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