「話は結論から」と覚えて、その通りに話しているのに、相手から「何の話?」「なんでそうするの?」と聞き返されることがあります。
すると、「最初から全部説明した方がいいのかな」と迷います。
こんにちは、タカヤです。
僕なら、結論から話す型を捨てるのではなく、相手が何を知っていて、何をまだ知らないのかを見ます。
説明用の架空例:読書会の開始時刻を変える案
ここからは説明用の架空例です。タカヤ本人や実在する友人・読書会の出来事ではありません。
成人同士の趣味の読書会で、次回は14時開始という案になっています。ところが、ある参加者から「14時30分以降なら参加できる」と連絡が届きました。Aさんは14時30分開始への変更を考え、別の参加者Bさんにも意見を聞こうとしています。まだ全員の都合は確認できておらず、変更も決まっていません。
聞き返された時は、例えば次のように補えます。
- 「何の話?」 → 「次回の読書会の開始時刻のことだよ」
- 「なんで変えるの?」 → 「14時30分以降なら参加できる人がいるから。まだ全員の都合は確認できていないよ」
- 「私が決めるの?」 → 「決定をお願いしたいんじゃなくて、Bの都合や意見も聞きたいんだ」
話題・理由・相談の目的は、それぞれ別の情報です。相手がどこを知りたいのかに合わせて補えば、最初からすべてを説明し直さずに済みます。

事情を知っている相手なら、案から話せる
Bさんも、14時30分以降なら参加できる人がいるという連絡をすでに読んでいるとします。
Bさんから「で、どうする案?」と聞かれたら、Aさんは次のように答えられます。
A「14時30分開始に変える案を考えてる。まだ全員の都合は確認できてないけど、Bはどう思う?」
Bさんは背景を知っているため、検討中の案と意見を聞きたいという目的から会話を続けられます。
事情を知らない相手なら、必要な背景を補う
今度は、Bさんが先ほどの連絡をまだ見ていない場合です。
A「14時30分に変えたいんだけど、どう思う?」
B「何を?」
A「次回の読書会の開始時刻のこと。14時30分以降なら参加できるっていう連絡が一人から来てるんだ。今の14時開始から変える案を考えてるけど、まだ全員の都合は確認できていないよ。Bはどう思う?」
B「話は分かった。でも私は14時の方が都合がいいな。」
A「そっか。Bは14時の方がいいんだね。意見を聞けてよかった。」
この会話では、Bさんが事情を知らないため、対象と理由を補っています。一方、Bさんの都合を聞いたからといって、変更に賛成してもらえたわけではありません。
伝わったことと、賛成されたことは別
今回の架空例では、14時30分開始はあくまで検討中の案です。全員の都合も確認できていないため、変更が決まったように伝える必要はありません。
相手が内容を理解しても、14時の方が都合がよいと考えることはあります。話し方を工夫すれば必ず賛成してもらえる、相手を動かせるという話ではないんです。
また、聞き返しがあったからといって、必ず情報が不足していたとも限りません。相手が別の意見を持っている場合や、単に確認したい場合もあります。必要な情報を補いながら、相手の返答を受け取れば十分です。
結論から話す型を、相手に合わせて使う
結論から話したのに会話が止まった時は、「この型が間違いだった」と決めつける必要はありません。相手がすでに知っていることは繰り返さず、知らないことは必要に応じて補う。その場の会話に合わせて調整できます。
これは、すべての聞き返しを分類する万能な方法ではありません。毎回、前提を一つずつ確認する必要もありません。会話がそのまま進むなら進み、聞き返された時に必要な情報を補えばいいんです。
学んだ方法を自分の実際の状況に合わせて使う考え方については、潜在意識を学んでも現実が変わらない時の記事でも扱っています。
引き寄せや潜在意識について、ほかの場面でも今の状況に合わせて整理した記事は、MINDの記事一覧から確認できます。
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