自分が面白く読んだ本について話した時に、「そういう本読むんだ」「自己啓発ってちょっと苦手」と言われることがあります。
本のことを言われただけなのに、自分まで否定されたように感じて、「読むのをやめた方がいいのかな」「この本の良さをちゃんと説明しないと」と考え始めることもあります。
こんにちは、タカヤです。
僕なら、その本を面白く読んだことと、本に書かれているすべての主張へ賛成することを分けます。相手の具体的な批判に納得する部分があっても、自分が別の箇所を面白いと思ったことまで取り消す必要はありません。
説明用の架空例:日常整理について書かれた本を友人に批判された
ここからは説明用の架空例です。実在する本や著者の評価でも、タカヤ本人や実在する友人との出来事でもありません。
成人のAさんが、日常の予定や趣味を整理することについて書かれた架空の本を読んでいたとします。
Aさんが面白いと思ったのは、こんな問いでした。
「今の予定の中で、自分が本当に残したいものは何か?」
Aさんは、「予定を全部効率化するのではなく、残したいものから考えるのは面白いな」と思いました。
一方、その架空本には別の箇所で、
「毎朝まとまった時間を取ってノートを書くのが一番よい」
という趣旨の説明もあった設定にします。Aさんは、その部分については「自分はそのまま採用しなくていいかな」と考えていました。
本の一部分への批判なら、その部分だけ扱える
友人Bさんが本を見て、こう言ったとします。
B「毎朝まとまった時間を取ってノートを書くのが一番いい、って言い切ってるところは、僕はちょっと違うと思うな。」
これは、本に実際に書かれている設定の一部分への具体的な批判です。
Aさん自身もその箇所を採用していないなら、本が好きだからといって無理に守る必要はありません。
A「そこは僕もそのまま採用してないよ。でも、『今の予定から何を残したいか』って問いは面白かったんだよね。」
これなら、Bさんの指摘を全部否定せず、自分が面白く読んだ部分もそのまま残せます。
一つの主張への批判を認めたからといって、本全体を否定したことにはなりません。逆に、本を面白く読んだからといって、その一節まで正しいと擁護する必要もありません。
「好き」「採用する」「全部支持する」「人に勧める」は別にできる
今回の架空例なら、Aさんの中では次のように分かれています。
- 面白く読んだ:「何を残したいか」から予定を見る問い
- 今は採用しない:毎朝まとまった時間でノートを書くという提案
- 確認していない:本のほかの主張や、未知の効果
- 推薦するか:自分が読んだこととは別に決める
このように分ければ、「この本が好き」と言った瞬間に、著者の考え全部を支持したことにはなりません。
また、一部分を生活で試すかどうかも別です。本を読み物として面白く読むだけでもいいし、気になる提案だけ別途確かめることもできます。
ジャンル全体を笑われた時は、説得するかどうかも選べる
Bさんが特定の一節ではなく、「自己啓発本って全部苦手なんだよね」とジャンル全体への好みを話している場合もあります。
Aさんが議論したいわけでなければ、相手の好みを変えるところまで付き合う必要はありません。
A「そっか。僕はこの本だと、『何を残したいか』って問いは面白かったよ。」
と自分の感想だけ伝えてもいいし、「まあ好みは違うね」と話題を終えても構いません。
相手を納得させられたかどうかを、自分がその本を読み続けてよい条件にはしなくていいと思っています。
からかいが続くなら、本の正しさではなく話し方を扱う
一度の意見ではなく、読んでいる本人まで何度もからかわれるなら、本の内容を証明する話とは別になります。
関係上言える状況なら、
「本が好きじゃないのは別にいいけど、読んでることを何度もからかわれるのは好きじゃないな。」
と短く伝える選択があります。ただし、この一言で相手が必ずやめるとは限りません。
相手に恐怖を感じる、言い返すことで危険が増えるなどの状況なら、直接対決することを前提にせず、距離を取ることや信頼できる人へ相談することも別に考えます。
一部分への批判と、自分の読書全体を一つにしない
好きな本を批判された時、「この本は全部正しい」と守るか、「そんな本を読んだ自分が間違っていた」と捨てるかの二択にする必要はありません。
今回の架空例なら、「毎朝まとまった時間を取ってノートを書くのが一番よい」という部分は採用していない。それでも、「今の予定の中で何を残したいか」という問いは面白かった。この二つを同時に持てます。
今その場で返すなら、
「そこは僕もそのまま賛成してないよ。でも、別の問いは面白かったんだよね。」
くらいでも、自分の立場は分けて伝えられます。
引き寄せや潜在意識について、ほかの場面でも今の状況に合わせて整理した記事は、MINDの記事一覧から確認できます。
今の自分の状況も整理したい方へ
今回の読書や友人への返答とは別に、「今より何を良くしたいのか」「どこに引っかかっているのか」「まず何ならできそうなのか」を整理したい方には、無料の5つの選択式質問があります。
どの本が正しいか、自分の読書が間違っているか、相手の人格に問題があるかを診断するものではありません。今の自分の状況を整理するための任意の入口です。

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