友人から誘われて、「今回は行けない」と返した。その後に「そっか、残念」と届くと、さっき送った返事を変えた方がいいのかなと思うことがあります。
ここで扱うのは、まだ「参加する」と約束しておらず、予約費用の負担や役割の引受けも生じていない、任意の私的な誘いです。すでに参加を約束している予定の変更や、仕事・契約などは別に考えます。
こんにちは、タカヤです。
こういう時、相手が残念そうだったことと、自分が今回参加するかどうかは、一度分けて見た方が整理しやすいです。二通目に新しい情報があるのか、それとも落胆の感想だけなのかを先に確認します。
説明用の架空例:誘いを断った後の二通目を見る
ここからは説明用の架空例です。タカヤ本人や実在するお客様の出来事ではありません。
友人から「土曜日、一緒に出かけない?」と誘われた人が、「今週の土曜日は行けないんだ。誘ってくれてありがとう」と返したとします。この時点では参加すると約束しておらず、予約や費用負担もありません。
ここから、相手から返ってきた二通目によって確認することを変えます。
A:「そっか、残念。またね」と返ってきた場合
相手から、
「そっか、残念。またね。」
と返ってきたとします。
この文面にあるのは、少なくとも「残念」という反応です。それ以上に、「怒っている」「関係が悪くなった」「断ったことを責めている」とまでは、この一文だけでは分かりません。
また、新しい条件や質問もなく、「またね」で会話が終わっているなら、こちらからさらに返信しなければならないわけでもありません。
何か返したいなら、例えば、
「誘ってくれてありがとう。またね。」
のような一言でもいいでしょう。ここで、もう一度断りを説明し直すことが必須なわけではありません。
もちろん、二通目を見てから自分自身が「やっぱり会いたい」と思ったなら、もう一度考え直しても構いません。相手への配慮や、相手が残念そうだったことを気にすること自体が悪いわけではありません。
分けたいのは、自分も本当に行きたくなって判断を変えることと、罪悪感があるから必ず断りを撤回しなければならないと考えることです。
B:新しい条件が出てきた場合は、その条件で考え直す
次は、二通目がこうだったとします。
「土曜日が無理なら、日曜日はどう?」
これは落胆の感想だけではなく、日程という新しい条件が追加されています。
最初に断った理由が「土曜日は行けない」だったなら、日曜日という条件になったことで判断材料が変わります。その時は、相手が残念そうだったからではなく、新しい条件を見て、自分が参加したいかを改めて考えることができます。
日曜日なら行けて、自分も行きたいと思うなら、
「日曜日なら行けそう。行きたいです。」
と返せます。
日曜日も今回は行かないなら、
「日曜も今回は見送るね。誘ってくれてありがとう。」
のように返せます。実際の言い方は、その人との普段の関係や口調に合わせれば大丈夫です。
一度断った後に考え直すこと自体が問題なのではありません。条件が変わった、新しく予定が分かった、自分自身の気持ちが変わった。そうした情報を見て判断を変えることと、相手をがっかりさせた罪悪感だけで「行かなければ」と考えることは分けておけます。
C:「前に行くって言ってたよね?」なら、前提が違わないか確認する
これはA・Bとは少し違う境界例です。今回の記事では「まだ参加を約束していない」場面を前提にしていますが、相手から、
「あれ、前に行くって言ってたよね?」
と返ってきたなら、そもそもの前提を確認します。
以前のやり取りを見て、本当に参加すると合意していたのか。実際に約束があったなら、その責任を無視して「まだ決めていなかった誘い」と同じ扱いにはしません。約束の変更として改めて考える必要があります。
反対に、確認しても参加すると合意していなかったなら、その事実をもとに今回の返事を考えます。
二通目を見たら、新しい情報と自分の意思を分けて確認する
断った後の返事が気になった時は、まず相手の性格や本心を推測するより、実際に届いた文面を見ます。
- 落胆の感想だけなら
返信が必要かどうかも含めて選ぶ。今回の参加判断を変える新しい情報はない。 - 新しい条件や質問があるなら
その条件を見て、自分がどうしたいかを改めて考える。 - 以前の約束を指摘されたなら
本当に合意があったのかを確認し、約束があったならその前提を無視しない。
そして、新しい条件がなくても、自分が本当に会いたくなったなら考え直して構いません。逆に、相手が残念そうだからといって、次回の予定まで埋め合わせとして約束する必要もありません。
相手がどう感じるかを完全に決めることはできませんし、この整理をしたから罪悪感が消えたり、関係が良くなったりすると約束することもできません。ただ、「二通目に何が書かれているか」と「自分は今回どうしたいか」は分けて確認できます。
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