ここから扱うのは説明用の架空例です。タカヤ本人や実在するお客様・友人との出来事ではありません。
友人から「何食べたい?」「どこ行きたい?」と聞かれた。でも、本当にどちらでもいい。特に食べたいものも、行きたい店も浮かばない。
そんな時に、無理やり「じゃあイタリアンかな」と希望を作る必要はありません。ただ、「何でもいいよ」だけで全部を相手に渡すと、候補探しも確認も決定も相手側へ寄ることがあります。
こんにちは、タカヤです。
こういう時、僕なら「何が好きか」と「予定を決めるために何を確認し、どう参加するか」を分けます。強い希望がなくても、お互いの条件を確認したり、候補を探したり、出てきた案から選んだりしながら予定を決められます。
友人と夕食の予定を決める場合
友人二人で、週末に夕食へ行くことになったとします。友人から「何食べたい?」と聞かれました。
聞かれた側には、その日は特に「これが食べたい」という強い希望がありません。ただ、この架空例では、19時に駅へ集合でき、店への入店は19時以降なら大丈夫なこと、一人2,000円程度までなら選びやすいことは分かっています。
ここで存在しない好き嫌いを作る代わりに、相手の条件も確認します。
「食べたいものは今のところ特にないよ。私は19時に駅へ行けて、2,000円くらいまでなら大丈夫。そっちは時間とか予算で条件ある?」
友人が、
「私も食べたいものは特にないかな。19時で大丈夫。駅の近くだと助かるし、2,000円くらいなら大丈夫。」
と返したとします。
これで二人とも、強い食の希望はないけれど、「19時ごろ・駅の近く・一人2,000円程度」という今回使える条件は確認できました。そこで、
「じゃあ、その条件で私も候補を見てみるね。」
と進めます。
好みがなくても、必要な条件は別に確認できる
強い好みがないことと、何の条件もないことは同じではありません。今回の架空例では、二人それぞれの時間・場所・予算を確認した結果、共通して使えそうな条件が見えてきました。
ただし、予定を決めるたびに条件を無理に作る必要はありません。本当に特に希望も条件もないなら、そのまま伝えて構いません。逆に、実際に選択へ影響する条件があるなら、今回の予定に必要な範囲で伝えます。細かい私生活まで説明する義務はありません。
アレルギーなど安全に関わる条件がある場合は、「何でもいい」に合わせて我慢するのではなく、必要な条件として別に扱います。
強い希望がなくても、予定決めの作業には参加できる
先ほど確認した条件をもとに、候補探しをするとします。この架空例では、駅の近くで19時すぎに利用でき、予算にも合いそうな候補として「定食屋」と「パスタのお店」の二つを見つけた設定にします。
これは説明のための架空候補で、実在する店舗を推薦したり、実際の営業時間や料金を確認済みだと示すものではありません。
「条件に合いそうなのを二つ見つけたよ。定食屋とパスタのお店。私はどちらでも大丈夫だけど、どっちがいい?」
ここで「どっちがいい?」と聞くのは、最初から候補探しも条件確認も全部相手へ渡すのとは違います。自分も予定決めの途中まで参加したうえで、最後の選択を相手へ渡しています。
ただし、自分が必ず候補探しを担当しなければならないわけでもありません。相手が店を選ぶこと自体を楽しんでいて、双方が「今回はお願いする」で納得しているなら、相手に選んでもらう形でも構いません。
友人が選んだら、自分も確認して予定を決める
友人が、
「じゃあ定食屋にしようか。」
と返したとします。
自分もその候補で問題ないことを確認したうえで、集合時刻を決めます。
「うん、そこにしよう。19時に駅で待ち合わせでどう?」
友人から「19時で大丈夫」と返ってきたら、今回の予定は「定食屋へ行く・19時に駅で待ち合わせ」と決まります。
店の候補を探した人、二つから選んだ人、集合時刻を出した人と、役割は途中で分かれています。それぞれが確認して了承しながら、一つの予定にしています。
補足:候補が出てから条件に気づいた場合
ここからは、先ほど予定が決まった架空場面とは別の場合です。候補を見てから、「そこだとその時間には間に合わない」など、後になって条件へ気づくこともあります。
その時は、今分かっている可能な条件を伝えることができます。
「ごめん、確認したらそこだと19時には間に合わなそう。駅の近くだったら19時で大丈夫。」
毎回必ず代案まで用意する必要はありません。気づいた条件を共有して、そこからまた一緒に決めれば構いません。
「何でもいい」と「全部任せる」は分けられる
本当に希望がないなら、ありもしない「本当はこれが好き」を作る必要はありません。条件も特にないなら、それも無理に作らなくて大丈夫です。
そのうえで、条件を確認する、候補を探す、出てきた案へ返事をするなど、その時できる形で予定決めに参加できます。反対に、双方が納得して一方へ選択を任せるなら、それも一つの決め方です。
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