許せない相手がいる時、引き寄せの教えで自分を責めないために

引き寄せや潜在意識について学んでいると、「人を許すことが大切」「許せない気持ちを手放しましょう」という教えに触れることがあります。

でも、どうしても許せない相手がいる。頭では水に流した方がいいと思っても、思い出すと腹が立つ。そんな時に「この人を許せない自分は、幸せになれないんじゃないか」と、相手への怒りに加えて自分まで責めてしまうことはないでしょうか。

こんにちは、タカヤです。

ここで考えたいのは、無理に相手を許すことでも、怒りを持ち続けることでもありません。相手を許せるかどうかと、これからも同じ付き合い方をするかどうかは、分けて考えられるということです。

許せない気持ちがあると、幸せになれないのか

誰かに嫌な思いをさせられた時、すぐに気持ちを切り替えられるとは限りません。相手の事情が分かったとしても、納得できないことはあります。

そんな時、「許せない自分が悪い」「もっと器を大きくしなければ」と考え始めると、相手との出来事だけでなく、自分の感情まで問題にしてしまいます。

でも、許せない気持ちが残っていることだけで、自分の未来が決まるわけではありません。許せば必ず幸せになれるとも、許せないままでいれば必ず不幸になるとも、決めつける必要はないんです。

返却が遅れた友人に、また本を貸すか

例えば、こんな架空の場面で考えてみます。

ある人は、趣味で読んでいる本を友人に貸しました。貸す時に、二人で返却日を決めていましたが、その日を過ぎても本は戻らず、本人が連絡してから返ってくることが何度かありました。貸した本はすべて返却済みですが、返却が遅れたことへの不満は残っています。

そんな友人から、今度は別の本を貸してほしいと頼まれました。本人はまだ腹が立っています。でも、「相手を許さなければ幸せになれない」という教えを思い出し、また貸した方がいいのか迷っています。

今回の本については、まだ貸す約束をしていません。だから、友人を許せているかどうかとは別に、今回の依頼をどうするか考えられます。

許すことと、同じ条件で付き合うことは違う

この人が今、友人を許せないと感じていることは、無理に変えなくても構いません。過去に返却が遅れたという事実を、なかったことにする必要もありません。

友人を嫌いにならなければいけないわけでも、今まで通り本を貸さなければいけないわけでもないんです。今回の依頼については、また貸したいと思えるか、自分の本を安心して貸せるかを考えて選べます。

今回は貸さないと決めるなら、例えば次のように伝えられます。

「今回は貸さないでおくね。前に貸した本が、決めていた返却日を過ぎることが何度かあって、今はまた貸す気持ちになれないんだ。」

これは、友人の人格を否定したり、今後の関係を断つと宣言したりする言葉ではありません。自分が今回どうしたいのかを伝える一つの例です。相手の事情や関係性によって、別の伝え方を選んでも構いません。

この例は、直接伝えても危険がない相手との場面です。脅迫や危険を感じる相手なら、直接伝えることを優先せず、安全を確保できる方法を選びます。

反対に、もう一度貸してみたいと思うなら、返却日を改めて決めたり、返却が遅れそうな時には事前に連絡してもらうよう伝えたりする選択もあります。ただし、条件を決めれば必ず守られるという保証はありません。自分が納得できる条件で貸せるかを考えることが大切です。

すでに何かを貸す約束をしている場合は、まだ約束していない今回の例とは別です。既に交わした約束や相手の事情を確認し、変更が必要なら相談します。

架空の本の貸し借りを例に、返却遅延への不満が残る中、今回は貸さない選択と、返却日や遅れる際の連絡を相談してもう一度貸す選択を比較した図。どちらかが正解なのではなく、許せる気持ちと今回の依頼への対応は別に考えられること、既存の貸す約束は別に確認することを示す。

許せるようになるまで、次の選択を待たなくてもいい

許せない気持ちが残っていても、今回の依頼を引き受けるかどうかは、自分が納得できる条件を基に考えられます。僕は、教えに自分を合わせるのではなく、自分の望む人生のために教えを使いたいと思っています。「許すことが大切」という教えも、自分を責めたり、望まない付き合い方を続けたりするためではなく、これからの対応を考える手掛かりにすればいいんです。

誘いを断った後、相手が残念そうにしている時の対応に迷う場合は、誘いを断った後の相手の反応にどう返すかを考える記事も参考になります。

今の状況や望みを整理したい時は

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